信州長野は中部地方に位置し、飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈の日本アルプスの山々が連なる自然豊かな地域です。高原野菜や果物、蕎麦の栽培などの農業のほか、精密機械や電子産業が盛んで上場企業も集まっています。都道府県で全国4番目に大きな地方田園都市にも関わらず、東京からのアクセスも良く、北陸新幹線を使えば、長野駅まで最短1時間30分ほどで移動できます。また、温泉やスキー場が多く、移住先ランキングでも常に上位となっており、国宝や名所も豊富で観光地としても人気です。スポーツでは 標高1,500m以上の高地トレーニングも可能で、上田市の菅平高原や東御市の湯の丸高原は有名です。そして、1998年長野冬季オリンピック・パラリンピックの開催に見られるように、ウィンタースポーツの環境が整えられ「世界のNAGANO」として広く知られています。
本県には、Jリーグ・Bリーグをはじめとするトップリーグに加盟するクラブが9つあり、その競技種目も野球・サッカー・バスケットボール・3人制バスケットボール・バレーボール・フットサルと多岐に渡ります。また、各クラブのホームタウンも、長野市・松本市・上田市・須坂市・中野市・南箕輪村とそれぞれ広域に点在しています。また、ウィンタースポーツのトップ選手も県内の学校・企業・団体に所属しており、年間を通じて「おらが町」のチームや選手の話題に事欠かない地域となっています。
私たちNICOLLAP(nicollap.jp)は、ITを活用した新規事業にチャレンジする事業者と、その支援者が集まる魅力ある地域にし、新しい産業を生みだすことを目的とした団体です(2019年設立)。長野県が掲げる「信州ITバレー構想」の実現に向け産学官が連携してデジタル環境の整備や人材育成を進めることの必要性を説き、新たな産業として信州長野を「ITのまち」にすることを目指し活動して参りました。「コラボレーションを促進して新産業創出を先導する」ことをビジョンに、新たな価値を生み出す「場づくり」に取り組んでいます。そしてこの度、「Sports Collaboration Platform Nagano(通称「SpoCoNスポコン」)」をリリースし、長野県のスポーツのチカラを集結し「スポーツ×○○」のコラボレーションを更に進めて参ります。
「スポーツは長野の可能性だ」
SpoCoN事業統括マネジャー
高畠靖明